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ドイツ≒ヴェンダース≒ロマン

ドイツ旅の中で、いつもヴェンダースの言葉が頭をよぎる。。。 

   過去に背を向けて、『再建』と『奇跡』のために
   喜びもなく、働くドイツ人に比して、米国は現在を限りなく享受しているかに
   見え、幼い頃からあこがれていた。

『もう存在しない、いわば真空地帯のようなモノだった』とドイツを離れアメリカに渡ったヴェンダース

(まぁ彼はそんなアメリカへの幻想に気づき、7年滞在した後、ドイツに戻ってきたけどね)

其の言葉の意味を西ドイツを縦断し、南ドイツを横断し・・・
東ドイツの地に足を踏み入れ、ようやく理解し始めている。
明らかに違う、其々の地のドイツ色の違いに、正直戸惑っている。

学生、革命運動時代の中心世代だった、ヴェンダースファスビンダー
彼らの映画を見まくっていた私は、当時のドイツを、ドイツ人のアイデンティティーという
モノを知りたくて、感じたくて、ドイツに飛び込んで来てしまった。

この世代のドイツ人の過去と思想を想っては、共感を得る
孤独と絶望と空虚感と疎外感。
主人公(監督)の心の傷に触れてはホッとするのである

その目線は、狂気は、問いかけは、怒りは、切なさは、愛や平和への憧れは・・・
如何なる歩みを経て、生まれてきたのか・・・。気になるじゃないか、、、

今でも想像しきれないんだ。
ナチス時代、戦後のドイツを生きてきた世代

ヒトラー、ナチス、アメリカ、資本主義、社会主義、学生運動
1920年代の黄金のワイマール時代から、一瞬にして退廃した芸術と映画界'''

私は、革命時代の色が今も尚、深く残る東ドイツに立っている

そして、またヴェンダースの言葉に大きく頷かされている。

『ドイツを最も感じるのは東ベルリンにいるときだ。西と東の人々は地理的に分断されていたのみならず
 違った時間を生きてきたのだから・・・』

其の言葉にどれ程の東ドイツへの郷愁と、其処に生きてきたヒトへの愛しみがあっただろうか、、、

今、想い知ったんだ、、、
元東ドイツは、ドイツのロマンが詰まった、愛しき地だと・・・

私は映画と芸術が本当に心底好きなのである。
其れは他人の渾身の生を感じる事ができるからだ思う。

そして、だから私は、文明、文化が生まれ革命を経てきた都市が好きなのである
苦悩と反抗の波に揉まれながら、試行錯誤し、独自の文化を創り続けてきた
パッションを目に、ロマンを感じるのです。

ロマンチックとは、男と女が好いた惚れた言い合うことだけではない。
精神が時空を越えて想像、創造されてゆくこと・・・

私は今ドイツにのみこまれている、、、
どうしてこんなにも惹かれるのだろうか・・・

確固たる理念と論理に、、、
哲学思考の深き洞察力に、、、
無能さを見抜かれて、打ちひしかれたいのか・・・

あぁぁぁぁぁ映画監督様

其れを理解したいと、もっと感じたいと、衝動的に恋焦がれる対象を、、、
もっともっと頂戴下さいまし。。。





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プロフィール

vegiban

Author:vegiban
1984年7月14日
フランス革命の日に大阪で生まれた
チャキチャキの食いしん坊!!!

パンとりんごとおいしい野菜が好き
でもでも、もっともっとおいしいを求めて、、、
アタイはガストロミーんの旅人になる

おいしい食卓を囲む事。。。
素敵な人に会いに行く事。。。

ココロが小さくならない様に。。。
人に優しくでける様に。。。

想像力がひろがる様に。。。

ミテ サワッテ カオッテ 
ソザイ ノ ハーモニーヲアジワッテ 
オイシイ カンドウ ノ コエ ヲ キイテ

ココロを豊かに育ててあげたい。。。

只今,ドイツ放浪中。。。

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